塩化マグネシウム風呂の危険性!デメリットはある?

塩化マグネシウム風呂危険性

塩化マグネシウム風呂は「肌がツルツルになった!」「カサカサ肌が改善した!」など、良い評判ばかり見かけますよね。

ですが、実は危険性もあるということを知っていましたか?

塩化マグネシウム風呂のデメリットや副作用を知らないでいると、逆に体に悪い効果を及ぼすかも……!

この記事では、塩化マグネシウム風呂の危険性について詳しく解説していきます。

ぜひ、使うのに迷っている人も最後まで読んでみてくださいね。

副作用やデメリットは本当にあるのか要チェック!

目次

塩化マグネシウム風呂は危険性もある!

結論から言えば、塩化マグネシウム風呂には危険性があります

もちろん、塩化マグネシウムを正しく使用すれば、身体に良い影響を与えてくれます。

ですが、どんな良いものでも必ず皆に良い影響を与えてくれるとは限りません。

人によっては、最悪の場合が死に至る可能性もあるんです。

では、実際にどんな人にどんな危険が潜んでいるのかじっくり見ていきましょう。

塩化マグネシウム風呂の危険性

塩化マグネシウム風呂に潜んでいる危険性は、以下の通りです。

【塩化マグネシウム風呂の危険性】

  • アレルギーになる?
  • マグネシウム中毒になる?
  • 風呂釜がボロボロになる?

健康に良いというイメージが強い塩化マグネシウム風呂ですが、危険性があるとは……かなり衝撃的ですよね!

現在、塩化マグネシウム風呂に入っている人にとっては、少なからず恐怖を感じる内容です……。

ならば、アレルギーや中毒についてどうしてそうなるのか詳しく知りたいですよね。

では、その恐怖を払拭するためにも、それぞれどんな危険性があるのかについてじっくり解説していくので、安心して読み進めてくださいね。

①塩化マグネシウム風呂の危険性:アレルギーになる?

塩化マグネシウム風呂は、アレルギーになるのではと不安になっている人も多くいるようです。

ですが、アレルギーになることはありません

ただ、塩化マグネシウムの強い刺激を受けて、肌が痒くなり、赤くなってしまうことはあるようです。

なぜ、こういったアレルギーと勘違いするような似た症状が出るのかというと、塩化マグネシウムは、肌に受ける刺激が強いからです。

特に、肌がデリケートな人とは相性がすこぶる悪いです。

もし、塩化マグネシウム風呂に入っていて肌に刺激を感じるようなら使うことを控えた方がいいでしょう。

それでも治らなければ、皮膚科を受診することをおすすめします。

②塩化マグネシウム風呂の危険性:マグネシウム中毒になる?

マグネシウム中毒の危険性があるのは、腎臓障害を持っている人のみです。

マグネシウムを過剰に摂取してしまうことで高マグネシウム血症を引き起こし、最悪の場合は死に至ることも…。

以下の内容で、1つでも当てはまるものがあった場合、その人は腎臓障害を持っているので、要チェックです!

【マグネシウム中毒の危険性のある人】

  • 治療の一貫で、マグネシウム塩の薬を服用している人、又はしていた人(胃痛・便秘症等)
  • 腎臓に持病を持っている人、又は投与を受けている人
  • 心臓に持病を持っている人

心臓に持病を持っている人の場合、マグネシウムは心機能を抑制する働きがあるため、心臓に持病をかかえている人も中毒になる危険性があります。

塩化マグネシウム風呂が気持ちいいのはわかりますが、命のためにも使用を控えることをおすすめします。

また、これに1つも該当しなかったとしても、少しでも身体に異変を感じたら使用を控えましょう。

③塩化マグネシウム風呂の危険性:風呂釜がボロボロになる?

塩が入っている入浴剤は、風呂釜の素材を痛めつけてボロボロにしてしまいます。

なぜなら、給湯設備の導管には銅が使われていることが多いからです。

銅は、耐水性は強いですが、塩などの物質には弱いため、化学反応を起こして錆びてボロボロになってしまうんです。

その為、その事を知らずに使い続けて、とうとう風呂釜を壊してしまったというケースも実際にあります。

なので、もしボロボロにしたくないのならスプレーにする方法もあるので、そちらを使うことをおすすめします。

スプレータイプなら、風呂釜をボロボロにする心配もありませんね♪

\ コスパ良の塩化マグネシウムはこちら! /

塩化マグネシウム風呂危険性!子供や赤ちゃんに使える?

これだけ危険が潜んでいることを知った後だと、赤ちゃんや子供に使ってもいいのか気になりますよね。

結論から先に言うと、赤ちゃんや子どもには使わないことをおすすめします。

もちろん、一部ではアトピーなどの症状が緩和された事例もあるので、絶対に使えないわけではありません。

しかし、なぜ使わない方がいいのかと言うと、前述した通り、塩化マグネシウムは肌への刺激が強いからです。

なので、敏感肌の人はお風呂から出て濡れた肌が乾いてくると、まれに痒く感じることや肌に刺激を感じることがあります。

その為、肌がデリケートな赤ちゃんやお子さんがいる場合、使わない方が賢明でしょう。

塩化マグネシウム風呂の危険性!過剰摂取の可能性はある?

マグネシウムは、食べ物からとることもできますが、お風呂などで経口摂取するのも有効といわれていますよね。

ここで気になるのは、マグネシウムの過剰摂取による中毒はあるのか?ということです。

厚生労働省では、マグネシウム過剰摂取による健康リスクについて以下のように注意喚起しています。

非常に高用量のマグネシウムを含有する緩下剤や制酸剤(通常1日あたりマグネシウム5,000 mg超を補充)はマグネシウム中毒を引き起こす可能性があり、生後28カ月の男子乳児および高齢男性において致死的な高マグネシウム血症が認められている

厚生労働省eJIM

厚生労働省によると、その人の体質によっては、マグネシウム中毒になる可能性があるといわれています。

ただし、過剰すぎる摂取でなければ、通常は腎臓で余分を処理できるとのこと。

気をつけなければならないのは、腎臓が弱い方のみです。

毎日塩化マグネシウム風呂に入ることで、マグネシウム中毒になったという報告は今のところありませんでした。

安心してマグネシウム風呂を楽しんで良いようですね♪

まとめ

「塩化マグネシウム風呂の危険性!デメリットはある?」まとめです。

塩化マグネシウム風呂は、体質によっては危険性があります。

アレルギーになることはありませんが、塩化マグネシウムは肌に刺激が強いので、痒み等の症状がまれに起こること場合があります。

そのため、赤ちゃんや子どもには使用を控えた方が良いでしょう。

マグネシウム中毒になる危険性のある人は以下の通り、腎臓や心臓に持病をかかえている人や、マグネシウムを服用している人がなる可能性が高いです。

【マグネシウム中毒の危険性のある人】

  • 治療の一貫で、マグネシウム塩の薬を服用している人、又はしていた人(胃痛・便秘症等)
  • 腎臓に持病を持っている人、又は投与を受けている人
  • 心臓に持病を持っている人

風呂釜と塩は相性が悪いのでフレーク状のものを使うよりもスプレーボトルタイプを使った方が、ボロボロになることを防げます。

危険性もありますが、使用方法や用量を適切に守ることで、問題なく使うことができます。

ただし、少しでも身体に異変を感じた場合はすぐに使用を控えてくださいね。

\ たっぷり使える塩化マグネシウムはこちら! /

目次
閉じる